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滞在許可証が・・・やっと、やっと・・・!(涙)

Permesso di soggiorno(イタリアの滞在許可証)が届いた~~~~~~っ!!!!!
あぁぁぁぁ~、ここまでの道のり、本当に長かった・・・

し・か・も、今回Getしたのは、なんと無期限のPermesso!!!!!!!
つまり、永久にイタリアに住んでいいというやつ。
期限は、Illimitata! 無期限!!!!と書いてある~~~~~~っ♪
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(大事なデータは、もちろん隠してありまする・・・私の写真も、サングラスチックに・・?)

あああああー、嬉しい、嬉しい、嬉しい!!!!!
って、こんなに喜んでいるのは、イタリアに一生居たいからではなく・・・
もう、あの恐ろしいQuestura(警察署)に行かなくていいからである。

あそこは、きっと(いや、ほぼ確信しているが)イタリアで最悪な場所であろう。
これは、イタリアで滞在許可証の申請をした日本人しか分かってくれないと思うけど、でもでも、メッシーナ県の警察署は、イタリア国内の警察署の中で最悪の場所であるに違いない・・・
まじ、すごいドラマがあったのだ。

というのも、この滞在許可証というのは、旅行以外の目的で3ヶ月以上イタリアにいいるときに必要な書類。ビジネス、ファミリー(結婚など)、学業などが目的で、イタリアに来る人は必ずこの滞在許可証というのものが必要なのだ。

私は結婚で、ファミリーが目的だったので、簡単だと思っていたけど・・・・甘かった!
今まで2年おきに滞在許可証を更新していたけど、そのときの苦労といったら・・・今回、結婚して5年過ぎたということで、無期限の滞在許可証がもらえるときき、超喜んでいたけど・・・
こんなにひどい思いをするくらいなら、別にイタリアの滞在許可証なんて、一生要らない!!!!無理してイタリアに居たくもない~~~~~っ、っと、何度思ったことか。

さてさて、詳しく説明するつもりは無いんだけど・・・今回の滞在許可証をえるためだけに、1年近くストレスためまくりだったの!!!!
まず、警察署では、必要な書類のリストもくれず、常に口頭で何の書類が必要か教えてくれる。なので、もちろん私はそれをメモし、次回は指定された以上の書類を持っていく(イタリアではこうするのがあたり前)。それなのに!次回、別の担当者にあたると、「だ~れがこんな書類もってこいっていった?!お金払ってまでこんな書類持ってこなくて良い。でも、写真の枚数が足りないし、ほかの書類も足りてないから、また来週戻って来い!」

え・え・ええええええぇ~~~~?!せっかく、銭をはたいて手に入れた書類が要らない?!しかも、3時間待ったあげく、また戻って来い・・・?ってことは、また次回も3時間待ち?????

みたいなことが、数回続く→


やっと、書類が全てOKされました。
「それじゃー、次の滞在許可証は、いつもらえるんですか?出来たら、電話か郵便か何かで通知が来るの?」
という質問をすると、
「あんた、チョット馬鹿ぢゃないの~?」という顔をされ・・・
「そんなの、ありえないわよ。まず、そんなに早く出来るわけないし。半年位して、こっちに来てみて。それで、出来てたらもって帰ったらいいし、出来てなかったらまた戻ってくれば?」といわれる。

・・・って、私、車で1時間のところに住んでるんですけどーーーーー!!!!!
電話しても、常に受話器が上げられてるから連絡取れないし・・・出来てるかどうか見にこいって、どういうことーーーーーー?!

と思いつつ、でも、それがイタリアなので、しぶしぶと家に帰る・・・・

すぐ行っても無駄だということは分かっていたので10ヶ月してから行ってみる。
受け取りは、毎日月曜から金曜の午後だというので、木曜の午後に行ってみた!出来てたら、この滞在許可証を受け取って、もうこんなひどいオフィスには来なくていいはず・・・・!!!!

しか~し、予想していたとおり、そんなにうまくいかないのだ。
イタリアで、そんなに簡単に書類がもらえる分けないのだ・・・・


私 :「滞在許可証、多分出来ていると思うんで、受け取りに着たんですけど」
警察:「いや、今日は無理だよ」
私 :「え・・・無理って、意味が分からないんですけど・・・・毎日、午後ならいいんでしょう」
警察:「だって、今、渡せる係りの人、いないんだもん」
私 :「はぁーーーーーー?!!!!(怒)」

で、おわりである。こういわれたら、どんなに怒っても、ただ無視されるだけ・・・恐ろしい、魔のオフィスなのである。(って、イタリアって、先進国だっけ?!)

そのあと、このオフィスには全くつながらなかったが、ほかの警察のオフィスに電話できたとき

私 :「あのー、滞在許可証、取りに行きたいんですけど、今日、取りに行って、受け取れますか?」
警察:「いや、それは、あなたが頼んだメッシーナのオフィスに直接電話しないと」
私 :「でも、電話しても、常に受話器上げてるから、通じないんですけど・・・」
警察:「じゃ、行って、聞いてみるしかないね」
私 :無言 + 怒!!!!!!


それで・・・・あきらめていってみました。昔言われたとおり、午後に。
すると、なんと、その日は、受け渡しが可能だって!!!!!!!やったぁ~~~~~~~~~~~~!!!!!!
自分の順番を待つ。約2時間。
最近の滞在許可証は、最新式のチップ式なので、専用の機械に指を乗せて、指紋を確認。

(あぁぁぁ~~~、やっとここまでこれた・・・・これで、もうこのオフィスにはお・さ・ら・ば!)

警察:「あれ?ちょっと、今日はこの滞在許可証、わたせないね」
私 :??????????????????
警察:「なんか、カードの磁気の部分がうまく出来てないみたい。また電話して、できてるか確認してから戻ってきてください」
私 :「ええええええええええええええええええええええええ~~~~~~?!!!!!!!!」

でも、ここで怒っても、何も起こらないのは分かっていたので、脳みそは煮えくりかえっていたけど、無言で立ち去る私・・・・だって、カードの磁気がうまく出来てないって、今怒っても、解決しないしね・・・いや、私、滞在許可証を受け取ることが出来ない運命なのね・・・・



2ヵ月後。
電話しても通じないので、2ヶ月待って、受け取りに(その間は、更新の書類があるので、前回の滞在許可証が期限切れでも問題はないのです。どうせ、イミグレーションでチェックされたことは無いけどね)。
私 :「前回、磁気に問題が合ったらしいけど、今回は大丈夫ですか?」
警察:「その前に、受け取りの書類見せて」

*この時点で、怪しいと分かった私・・・ここのオフィスでは、一人ひとり、勝手に『必要な書類』を決めるのだ。だから、全ての人が何度も書類を作り直して戻らないといけない羽目に・・・
お前ら、リスト作れよ!(乱暴な言葉で失礼!)

私 :「この、前回の許可証と、更新の書類だけでしょ」といって、堂々と出す。
警察:「いや、こういう書類もあったでしょう」
私 :「・・・それ、更新の申請の際に、あなたの同僚の方に渡しましたけど・・・・」
警察:「そんなのありえない!ココにはないぞ!君、なくしたんだろう。この書類がないと無理だ」

はぁ~~~~~~~~~??????!!!!!!!!!!!なんじゃ、そりゃ!!!!
今まで我慢してたけど、もう無理!オフィスの中で、ほかの警察官にも向かって文句を言う私!!!!しかし、皆そろって無視!一緒にいたジョバンニも怒りまくり、2人で大声で文句を言いまくり・・・・

警察官皆: 無視!!!!!

ちょっとぉおおおおおおおおおーーーーー、私、別にこんなことしてまでイタリアに居たいわけじゃないんですけどーーーーーーーーー?!別に、今すぐ日本に帰っていいんですけど?!!!!
といいたくなるが、滞在許可証を手にするまで、その発言は我慢・・・・

警察:「なくしたのは、明らかに君だから、地方警察に言って、なくしたという書類を書いてきてくれ」
私 :(イライライライライラ・・・・!でも我慢)「って、ここ、警察署なのに、なんでわざわざ地方の警察署に行かないといけないの?!!!!」
警察:だって、今日は係りのひと、帰っちゃったから。

って、午後4時、法的に見ても、警察署には必ずいなければならない係りの人が帰っただと~?

・・・・・・ううう・・・・


いやいや、無期限の滞在許可証を得るまでは、ココは我慢して・・・

言われるがまま、いきましたよ。地方警察署では、すぐにその書類、発行してくれましたよ(こやつらと違って!!!!怒)
次の日、なぜかあっさり、滞在許可証、ゲットできました・・・

でも、これ、ひどいでしょう??????



みなさん、長い間、呼んでくれてありがとう。でも、あのオフィス、もう2度と行きたくない!!!!だし、行かなくていいのが嬉しい~~~~~~♪

このオフィスの警察官皆様・・・・・Fu〇k you!!!!!!!

by siciliamia | 2011-02-06 07:09 | 日々のビックリ